テラ・ヘルツ波は、近年最も可能性を秘めた
未開の電磁波として、世界中から注目を集めています。
テラヘルツ波は自然界のすべての物質や生命が自分自身で放射している電磁波です。
動物、植物、鉱物等の自然界のすべての物質は原子や分子で構成されています。
それらの分子や原子は、自然界や宇宙のエネルギーを吸収することによって振動しています。この振動がテラヘルツ波を発生しているのです。
自然界のすべての物質が放射しているテラヘルツ波のエネルギーは微弱ですが、すべての物質の性質を決定し、宇宙のすべての生命活動をコントロールしていますので、生命光線といわれています。
テラヘルツ波とは、光と電波の両方の性質をもった電磁波です。テラヘルツ波の周波数は、1兆Hzから100兆Hzの間にありす。
その波長は3μm~1mm(1,000μm)の間にあります。テラヘルツ波は光と電波の両方の性質を持っていますので、直進性と透過性と浸透性を持っています。
1秒間に1兆回の振動
テラ・ウェーブ シリーズ
テラヘルツの生体への効果
生命や細胞にテラヘルツ波を照射すると細胞を構成する体内酵素やDNAその他の有機高分子の振動が活発になり、自然治癒力や
免疫力が大きく向上すると言われています。
テラヘルツ波を多量に放射する繊維を着用すると、皮膚の傷や筋肉の損傷が著しく改善されるだけでなく、人体内部の臓器の損傷が短時間に治癒され、身体の機能が短期間に回復することが近代量子物理学の理論で解ってきました。
テラヘルツ波エネルギーは、細胞を活性化させますので、健康を維持したり、癌等の不治の病気を改善させたり、老化を遅らせたりすると言われています。
最近、医学界でもテラヘルツ波の難病への奇跡的な治癒効果が注目されています。ガン、糖尿病、アルツハイマー、パーキンソン病、膠原病、腎臓炎、進行性筋萎縮症、高血圧、心臓病等の治癒に効果があることが最近の医学界で確認されてきています。
6 G
参考記事
急速に普及している5G通信の次にあたる6G通信では、さらなる高速通信を可能にするためテラヘルツ帯の電波が使われるといわれています。
このテラヘルツ帯の電波の安全性を確認するため脳細胞に照射したところ、異常に速く成長したそうです。
ニューロンが通常の1.5倍の速度で成長
この実験は中国の西安交通大学の研究チームによっておこなわれました。
6G通信に使われる見込みのテラヘルツ帯の電波をマウスの脳細胞に照射したところ、通常よりも1.5倍速く成長したそうです。
また、神経細胞間の結合の長さも3日で2倍になったといいます。
分子生物学的な分析によると、脳細胞は健全な状態のまま成長したとのことです。
この実験では0.3テラヘルツから3テラヘルツの広い周波数を持つ100マイクロワットを3分間パルス放射しました。
脳疾患の治療に応用できる?
この結果について研究者は、アルツハイマー病、自閉症、パーキンソン病といった脳疾患の治療法として応用できる可能性があるとしています。
ただ、若いマウスの脳細胞には効果があったものの、年老いたマウスの脳細胞には効果がなかったそうです。
また、テラヘルツ帯の電波を照射された脳細胞は永遠に成長し続けるわけではなく、2日後には成長速度が著しく鈍化する傾向が見られました。
中国は6Gで1Tbpsでの通信に成功し、2030年までに商用の6G通信を利用可能にする計画を立てるなど、この分野をリードしています。
Source: South China Morning Post
(ハウザー)
テラヘルツ波の実力!
◼様々な物質を透過
・電磁波だが人体に無害
・病気の判別に利用可能
・治療・美容・健康
◼物質固有の吸収スペクトル
・食品位含まれる微小な成分検出
・物質の判別が可能
(例:空港での手荷物検査の際に
荷物の成分まで判明できる)
◼宇宙からのテラヘルツ光を観測
・未知の天体を観測